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バガヴァッド・ギーターの講義

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本書は1885年に神智学協会の講演会にて、インドのバラモンであり神智学協会のメンバーであったT・スバ・ラウによって行われた『バガヴァッド・ギーター』の講義を記録したものです。神智学協会は1875年にH・P・ブラヴァツキーとH・S・オルコットによって設立された国際的な思想団体であり、ヨーガやヴェーダーンタなどのインドの神秘主義思想を西洋に紹介しました。このスバ・ラウの講義は『バガヴァッド・ギーター』を理解するうえで非常に重要な手がかりを与えてくれるでしょう。
『バガヴァッド・ギーター』はインドで最もよく知られている古典の一つです。また、インドの主要な宗教であるヒンズー教の聖典であり、ヨーガの根本経典でもあります。成立については諸説ありますが、1世紀ごろとされています。日本ではヒンズー教があまりみられないので、『ギーター』を読んでいる人はそれほど多くいないかもしれません。しかし、インドの哲学や宗教を理解する上でこれほど重要な経典は他にないでしょう。
ヴェーダーンタの基本的な教えは、アートマンとブラフマンの同一性です。アートマンという言葉には「呼吸」「生命」「身体」など様々な意味がありますが、多くの場合「私」を指す言葉です。この「私」は、語られる文脈によって「心」や「自我」、あるいはより本質的な意味で「魂」や「真我」、「純粋意識」などいくつかの解釈ができます。ブラフマンは宇宙の根本原理で、万物の大元にある一様な質量であり、また、万物を生じさせる原因でもあります。この自己の本質であるアートマンと、宇宙の根源であるブラフマンが本来同一であるという思想を梵我一如と呼びます。
『ウパニシャッド』には、『カタ・ウパニシャッド』や『チャーンドーギヤ・ウパニシャッド』など様々なものがありますが、その総合として説かれているのが『バガヴァッド・ギーター』です。『ギーター』は戦士アルジュナとその戦車の御者を務めたクリシュナとの対話ですが、クリシュナはヴィシュヌ神の化身であり、太古から伝わるヴェーダーンタの哲学やヨーガの実践をアルジュナに教えました。ヴェーダーンタについて学ぼうと思えば、とにかく『ギーター』を学べばよいという意味で、「ギートーパニシャッド」とも呼ばれています。そのような意味で、『ギーター』はヴェーダーンタの入り口でありゴールでもあります。

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著者・訳者・編集者

T・スバ・ラウ著 ジェフ・クラーク訳 岡本直人編

目次

編集者序文
序文
講義Ⅰ
講義Ⅱ
講義Ⅲ
講義Ⅳ
訳者あとがき
著者紹介

仕様

A5判(148×210mm) 142ページ

発送

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